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一条工務店が「やばい」と言われる理由は?メリットやおすすめの人も紹介
近年人気の高い一条工務店は、注文販売数や太陽光発電システムを搭載した住宅の建築数において、業界トップクラスの実績を持っており、ギネス世界記録にも認定されています。
そんな大人気の一条工務店ですが、インターネット上では「やばい」という噂もあるようです。
なぜ「やばい」と言われているのでしょうか。
ここでは、一条工務店が「やばい」と言われている理由をご紹介します。
この記事を読むことで、なぜ「やばい」と言われているのかを知ることができるでしょう。
また、そのやばい理由を知った上で、それでも一条工務店の家がなぜ人気があるのか、特徴やメリットを説明し、どんな方に一条工務店がおすすめなのかも解説していきます。
家を作りたい!そう思ったときに、一番大事なことはまず一番最初に必ず一括見積もりを実施することです。
一括見積もりを行えば「注目しているハウスメーカーのカタログを全て取り寄せ」ができます。
住宅展示場などを事前にカタログを取り寄せずに行ってしまうと、プロの営業マンのセールストークに押されて、よくわからずに契約・・・なんてことも発生してしまいます。
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一条工務店が「やばい」と言われる7つ理由
一条工務店がやばいと言われる理由を7つご紹介します。
仮契約が100万円が必要だから
一般的に、一条工務店では家を建てるために仮契約を結びますが、その際に100万円の仮契約金を支払わなければなりません。またそれに加えて印紙代2万円も用意する必要があります。その上、土地がまだ決まっていない段階で仮契約を要求され、「仮契約を結ばなければ土地探しができない」と言われたという方もおり、その強引さに不信感を覚えた方もいます。
仮契約後、他のメーカーに変更したい場合や、家を建てることを中止したい場合は契約の解約もでき、支払った100万円は返金されます。
ただし、契約解除のタイミングによっては一部の費用から差し引かれる可能性があるので注意が必要です。
営業担当の対応が悪いから
一条工務店の営業担当の対応が悪いという理由から、一条工務店は「やばい」と言われています。
連絡や対応が遅かったり、打ち合わせ時の態度が悪かったりと様々な理由からそのように言われているようです。
しかし、これは他のハウスメーカーでも同じような口コミ・評判は多く見受けられることから、一条工務店に限ったことではない可能性があります。
どうしても対応に不満がある場合は、担当者の変更を相談してみると良いでしょう。
設計の自由度が低いから
一条工務店は、住宅性能を重視した家づくりを行っています。そのため、断熱性・気密性の確保や耐震性・耐久性の維持のために自由に間取りが決められず、設計の自由度が低い傾向があります。
契約前に、自分がどのような間取りを希望しているのか、その希望を叶えられるのかを確かめておくようにしましょう。
乾燥が気になるから
一条工務店は断熱・気密性が高く、高性能換気システムを導入していることからいつでも綺麗な空気が室内を循環しています。しかし、外気の影響を受けにくい構造になっている分、室内が乾燥しやすいと感じている方もいるようです。
特に冬は乾燥しやすいので、加湿器を使っての乾燥対策が必要になってきます。
気密性が高すぎで音が響くから
住宅性能の高さが一条工務店の最大の魅力ですが、気密性が高すぎて室内の音が響きやすいという欠点もあります。
気密性が高いということは、家の隙間が少なく室内の空気が外に逃げにくい構造になっているということです。これにより、冷暖房効率を高め、快適な室内空間を実現できています。
しかし、密閉度が高いことで室内で発生した音の逃げ道がなくなってしまい、室内に音が反響するという問題があります。
テレビやリビングでの話し声が室内で反響し、気になるという方もいるようです。
値引きがなくて金額が高いから
一条工務店では、値引き交渉は基本的に行っていません。他社との比較で不満に感じる方もいますが、適正な価格設定により、予算計画が立てやすくなっています。
選べない設備もあるから
一条工務店は自社工場で生産されたものを標準設備としています。そのため、希望している設備を導入できない場合が多いです。また、たとえ導入できたとしても追加費用が高くなってしまう傾向にあります。
設備にこだわりがある方だと、一条工務店での家づくりは向いていないかもしれませんね。
一条工務店が「やばい」と言われるのは噂が原因?
一条工務店が「やばい」と言われる7つの理由の他にも、一条工務店の悪い噂があります。
2つの噂について解説していきます。
フジテレビでの欠陥報道
2011年9月21日に放送されたフジテレビのスーパーニュースで、東日本大震災で全壊した福島県のある一軒家についての報道がありました。
この家は、新築からわずか1年で倒壊しており、「欠陥住宅だったのでは」という噂が流れ、その家の施工会社が一条工務店であることがインターネット上で判明しました。
震度5の地震で倒壊したこの家は後に裁判沙汰にもなり、大きな話題となりました。ただ、この家はもともと地盤の弱い地域で建てられていたことから、地盤が原因だったのではと考えられています。
その後の裁判で、一条工務店での施工不良があったかどうかは明らかになっていませんが、これが原因で一条工務店は「やばい」という人もいるようです。
不具合による「恐怖の扉」
一条工務店の家に関しては、SNSで多くの一条工務店オーナーが情報を発信しています。その中で、2020年に投稿された「恐怖の扉」も多くの方に注目されました。
「恐怖の扉」とは、引き戸の安全ストッパーが作動せずに指を挟んでしまったという内容で、「一条工務店の施工不良では?」と言われた内容です。これは、ドライバーを使ってストッパの位置をずらすことで解決できましたが、同じことで悩んでいたオーナーも多くいたようで大きな話題となりました。
一条工務店で家を建てるメリット
一条工務店の家は「やばい」と言われている理由や噂がありますが、実際のところ一条工務店の家はどんな家なのでしょうか。
ここからは、一条工務店で家を建てる7つのメリットをご紹介します。
省エネ性能の高い家に住める
一条工務店の家は、業界トップクラスの住宅性能を有しています。
特に次のような特徴から、断熱性・気密性に優れています。
- 外内ダブル断熱構法で魔法瓶のような構造になっている
- 断熱材に高性能ウレタンフォームを採用している
- 標準仕様として樹脂サッシのトリプルガラスを採用している
断熱性能が高いことで、外気の影響を受けず室内を快適な温度に保てます。これにより冷暖房効率を高めて光熱費の節約ができ、「夏涼しく・冬暖かい」家を実現できるのです。
気密性が高いことで高性能換気システムで計画換気ができ、いつでも新鮮な空気が室内を循環し、家族の健康も守られています。
耐震性能が高い家に住める
一条工務店が誇る「ツインモノコック構造」は、自動車にも採用されるほどの高い強度を誇ります。この構造と、全棟がクリアする最高等級の耐震等級3によって、地震時の家のゆがみを最小限に抑え、大切な家族を守ります。また、高い気密性と断熱性も兼ね備えているため、災害時だけでなく、普段の生活でも快適に過ごすことができます。
床暖房が快適
一条工務店では一部商品を除いて、全館床暖房が標準仕様となっており、家中どこでも快適に過ごせます。
床暖房は、断熱性能が低いと熱が外に逃げてしまうため温めるのに大きなエネルギーが必要です。しかし、一条工務店の家は断熱性能が高いため、床暖房の熱が逃げにくく、小さなエネルギーで効率よく家の中を暖められるため、熱源は床暖房だけで快適に過ごせて経済的です。
標準仕様が充実している
一条工務店の標準仕様には以下の内容が含まれています。
- 高気密・高断熱
- 全館換気システム
- 全館床暖房
- 防犯トリプル樹脂サッシ
- 全面タイル外壁
- 耐震等級3
- 防腐・防蟻処理
上記のように標準仕様が非常に充実しているので標準使用でも十分に満足のいく家づくりが可能です。
外壁のメンテナンスの手間が少ない
一条工務店の外壁材として人気の「ハイドロテクトタイル」は、光触媒の力で汚れを分解し、雨水で洗い流すセルフクリーニング機能が特徴です。太陽光と雨水だけで汚れを落とせるため、メンテナンスの手間が大幅に削減され、新築時の美しさを長く保てます。一部の商品では標準仕様として採用されており、高い耐久性と美しい外観を両立しています。
高性能な換気システムを導入している
一条工務店では、熱交換換気型の第1種換気システムを導入しています。換気の際に高性能フィルターを通すことで、室内の温度に近づけた空気を取り込んで快適な温度を保つことができます。
また、フィルターによって花粉やホコリ、PM2.5が除去されるので、新鮮な空気が室内に取り込まれるので、家族の健康も守られるのです。
高気密で防音効果が高い
気密性能の高さがメリットの一条工務店ですが、家の隙間が少ないことで屋外の音が室内に張りにくく、静かに暮らせるというメリットもあります。
外を通る車の音や雨の音など、生活していて気になる音が聞こえにくく、快適に過ごせます。
一条工務店で家を建てるデメリット
一条工務店の家は高性能でメリットが多いですが、注意すべきデメリットもあります。
ここでは、一条工務店の5つのデメリットをご紹介します。
外観デザインの種類が少ない
一条工務店の外観は比較的シンプルな形が多く、パッと見ただけで「一条工務店の家」とわかるようなデザインになる傾向があります。性能重視の家のため、デザインにあまりこだわっていないことが理由です。
また、選べる外壁の種類も少ないです。
標準タイルだと、選べる色はホワイト1色のみ。ハイドロテクトタイルは、ホワイト・ブラック・ブラウン・ピンク・オレンジの5色から選べ最大2色まで選択可能ですが、25通りのバリエーションになるため、種類が豊富とは言い難いかもしれません。
設計の自由度が低い
「やばい」と言われる理由でも解説しましたが、一条工務店は性能重視の家のため、性能に影響が出ないように間取りには多くの制限がかけられています。そのため、大開口・大空間の家を作りたくても、作れない場合が多いです。
もし自分の好きな間取りにしたい場合、オプション扱いになり費用が発生します。また、標準以外の設備を追加した場合もオプションが発生するため、予算オーバーする可能性もあるでしょう。
自由な設計を希望される方は、一条工務店では希望が叶えられない可能性があります。
床材選びに制限がある
一条工務店では、全館床暖房が導入されているため、熱に弱い天然木の無垢床材を使用することができません。無垢材のような見た目の「ライブナチュラルプレミアム」の使用はできますが、無垢材のような木そのものの温もりや経年変化を楽しむことはできません。
ライブナチュラルプレミアムもオプションのため、導入するには追加費用がかかります。
無垢の床材を採用した方は、別のハウスメーカーでの家づくりを検討した方が良いでしょう。
メンテナンス費用は高め
一条工務店では、屋根材や外壁材などメンテナンス費用を抑えられる工夫が施されています。しかし、全館床暖房や太陽光システムなどの設備機器を導入する場合、30年間で約200万円前後のメンテナンス費用がかかります。
いざ故障した時などに焦らないように、契約前にメンテナンスの手間や修理費用の負担についてを確認しておくようにしましょう。
値引き交渉ができない
先にも述べたように、一条工務店では値引き交渉ができません。他の住宅メーカーでは値引き交渉ができるところもありますが、一条工務店では以下の理由で値引き交渉を行っていません。
- 他メーカーと値引き競争を行わないため
- お客様によって損得の差を発生させないため
- 商品の品質と企業の利益確保のため
ただし、紹介割引や法人割引を利用すれば、建築費を1.5〜3%値引きしてもらえます。
一条工務店での家づくりを検討される方は、まず親族や知人に一条工務店オーナーがいないか確かめてみましょう。
一条工務店がおすすめの人
一条工務店には様々なメリット・デメリットがありますが、家づくりに求める要望によっては一条工務店が合わないという方もいます。
では、一条工務店はどのような方におすすめなのでしょうか。
ここでは、一条工務店をおすすめする人をご紹介します。
省エネ性能を重視したい人
一条工務店は、住宅性能に特化した家づくりを行っています。
耐震性能が高いことはもちろんのこと、業界屈指の省エネ性能を有しているので、一年中快適に過ごすことが可能です。
性能重視のため、間取りや設計に制限がでますが快適な室内空間を特に重視したい方は一条工務店がおすすめです。
コスパに優れた家を建てたい人
一条工務店は、自社工場で製品を大量生産していることから、比較的コストパフォーマンスの良い家づくりができます。また、外壁タイルのように、長期間メンテナンスの必要がない設備も導入しているのでメンテナンス費用の負担も少ないです。
コストパフォーマンスに優れた家づくりをしたい方には、一条工務店をおすすめします。
手厚いアフターサポートを受けたい人
一条工務店では、高性能な住まいで安心・快適に暮らすためにオーナー様向けのサポート体制を整えています。
消耗品の購入やメンテナンスの依頼ができるアプリ「i-サポ」やアフターサポートセンター、30年間の長期保証など、手厚いアフターサポートが期待できます。
住み始めてからも安心のサポートを受けたい方は一条工務店がおすすめです。
まとめ
一条工務店は、「最新年間で最も売れている注文住宅会社」や「最新年間で最も多くの太陽光搭載住宅を建てた会社」、「最大の工業化住宅工場」の3つのギネス世界記録を有する国内最大手のハウスメーカーです。
多くの方の家づくりに関わっていることから、時には「やばい」と言われるような噂が流れることもあるようです。
実際のところ、一条工務店が絶対に「やばい」会社であるというわけではなさそうです。しかし、家づくりに求める要望と一条工務店の家づくりのコンセプトが合わないとそのように感じてしまうのかもしれません。
家づくりで失敗しないためにも、一条工務店や他のハウスメーカーの特徴をしっかりと理解し、自分が家づくりに求めていることと合致するかを確かめた上で住宅会社を決定することをおすすめします。
家を作りたい!そう思ったときに、一番大事なことはまず一番最初に必ず一括見積もりを実施することです。
一括見積もりを行えば「注目しているハウスメーカーのカタログを全て取り寄せ」ができます。
住宅展示場などを事前にカタログを取り寄せずに行ってしまうと、プロの営業マンのセールストークに押されて、よくわからずに契約・・・なんてことも発生してしまいます。
一括見積もりを実施しないと数百万円損をした上に完成したマイホームも納得の行かないもの・・・なんてことも。
そうならないように絶対に一括見積もりで複数社のカタログを取得しましょう。