家庭用サウナの完全ガイド!種類・費用相場・選び方を解説
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自宅にサウナを置きたい。そう思ったとき、最初に迷うのが「どのタイプを選ぶか」です。
テント式なら2万円台から買えますし、本格的なフィンランド式なら400万円かかることもあります。この差は性能というより、設置方法と工事の量の違いが、判断の分かれ目になります。
この記事では、種類ごとの特徴と選び方、設置前に確認すべき条件、安全面のチェックポイントをまとめました。費用の詳しい内訳は自宅サウナの費用相場で解説しています。
- まず電気容量:フィンランド式は6〜9kW。契約アンペアの増設が必要になることがある
- 次に設置場所:浴室内、空き部屋、庭、ベランダ。場所によって必要な工事が変わる
- 安全面:PSEマーク、温度過昇防止装置、タイマー、扉が内側から開くか
- 迷ったら:テント式で習慣になるかを試してから本格導入を判断する
著者情報
三沢大樹(Misawa Daiki)
自宅のリフォーム会社選びをする際に苦労し、結果的に失敗となってしまった経験から、人生にそんな何回もないリフォームに失敗してしまう人を無くしたいという思いからリフォーム情報メディアを立ち上げ。
早稲田大学卒業
宅地建物取引士試験合格
著書
「今すぐ始めるリフォーム会社のWEB集客」ASIN : B0F1FBVRKN

家庭用サウナの種類と特徴
大きく4種類あります。温まり方も、必要な工事も違います。
| 種類 | 温度と湿度 | 工事費込みの目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| フィンランド式(ドライ) | 80〜100℃/湿度低め | 80万〜400万円 | ロウリュができる本格派。電気容量の確保が課題 |
| 遠赤外線 | 40〜60℃/湿度低め | 50万〜200万円 | じっくり発汗。設置しやすく電気代も抑えめ |
| スチーム | 40〜50℃/湿度90%以上 | 70万〜250万円 | 肌にやさしい。防水・防湿工事が必須 |
| テント・ポータブル | 60〜90℃/製品による | 2万〜15万円 | 工事不要。まず試したい人向け |
フィンランド式(ドライサウナ)
木材で組んだ室内にサウナストーブを置き、高温乾燥の環境をつくります。熱した石に水をかけるロウリュも楽しめます。
本格的である反面、導入のハードルは最も高いタイプ。ストーブは6〜9kWを消費するため、一般家庭では契約アンペアの見直しが必要になることが少なくありません。
木材の種類で価格が動きます。ヒノキやレッドシダーを使えば上がり、スプルースなら抑えられます。手入れをすれば20年以上使えることもあり、長く使う前提なら割高とは限りません。
遠赤外線サウナ
パネルから出る遠赤外線で体を温めるタイプです。温度は40〜60℃と低めですが、じっくり汗をかけます。
家庭向けとして選ばれやすいのは、消費電力が1.5〜3kW程度で、設置のハードルが低いからです。1〜2人用のコンパクトなものならマンションにも入ります。
高温が苦手な人、長く入っていたい人にも向いています。心拍数が上がりにくいため、体への負担が比較的小さいのも特徴です。
スチームサウナ
水蒸気で高湿度の環境をつくるタイプです。温度は低めで、呼吸が楽なぶん長く入っていられます。
注意点は防水です。湿気が構造材に回るとカビや腐食につながるため、壁や床の防水・防湿工事が必須になります。その分だけ工事費が上がります。
肌の乾燥が気になる人や、喉が弱い人には快適に感じられることが多いタイプです。
テント式・ポータブル
テント状の構造で、使わないときは畳んで収納できます。工事も基本的に不要です。
まず試してみたい人、賃貸に住んでいる人、あるいは本格導入の前に自分が続けられるか確かめたい人に向いています。熱効率と耐久性は他のタイプに劣るので、恒久的な設備ではなく道具と考えておくのが現実的です。
家庭用サウナの選び方

①電気容量が足りるか
ここが最初の関門です。フィンランド式のストーブは6〜9kWを使います。これは家庭用エアコン数台分に相当する電力です。
既存の契約アンペアでは足りず、増設が必要になることがあります。分電盤に空きがあるか、引き込みの容量に余裕があるかは、現地調査でないと分かりません。
遠赤外線でも1.5〜3kWを使います。100Vで動くものもありますが、他の家電と同じ回路につなぐとブレーカーが落ちます。専用回路を引くのが基本です。
②設置場所と搬入経路
組み立て式のサウナでも、部材を運び込む経路が必要です。玄関、廊下、階段の幅と、曲がり角の寸法を確認してください。
マンションの上階や、階段が狭い戸建ては、設置場所として現実的かを先に確かめる必要があります。
③PSEマークの有無
電気用品安全法に基づく表示で、国内の安全基準を満たした製品に付けられます。海外製の安価な製品には表示がないものもあるので、購入前に確認してください。
高温を扱う設備で、しかも毎日使う可能性があるものです。ここは価格より優先すべき項目です。
④温度過昇防止装置とタイマー
設定温度を超えたときに自動で停止する機能と、一定時間で切れるタイマー。この2つがあるかを確認してください。
サウナ内では時間の感覚が鈍くなります。自動で止まる仕組みがあるかどうかは、安全に直結します。
⑤扉が内側から開くか
中で体調を崩したときに出られない構造は危険です。閂式や、外開きで引っかかる構造を避けてください。
家族に高齢の方がいる場合は、外から様子が分かる窓があるかも確認しておくと安心です。
⑥アフターの窓口があるか
ヒーターやコントローラーは消耗品で、いずれ交換が必要になります。修理や部品交換に対応してくれる窓口があるかを、購入前に確認しておいてください。
海外から個人輸入した製品は、故障したときに対応先がないことがあります。
何人用を選べばいいか
| サイズ | 必要なスペース | 価格の目安 | 向いているケース |
|---|---|---|---|
| 1人用 | 0.5〜1畳程度 | 20万〜80万円 | ひとりで使う。マンションにも置きやすい |
| 2人用 | 1〜1.5畳程度 | 40万〜150万円 | 夫婦で使う。実質は1人でゆったりサイズ |
| 3〜4人用 | 2〜3畳程度 | 100万〜300万円 | 家族や友人と。温まるまで時間がかかる |
実際に一緒に入る人数より、ひとつ大きめを選ぶと快適です。2人用は体を密着させてようやく2人という寸法のことが多いためです。
ただし容積が大きいほど温まるまでの時間が長くなり、電気代も上がります。普段ひとりで使うなら1〜2人用が現実的です。
予算別|いくらで何が買えるか
| 予算 | 買えるもの | 補足 |
|---|---|---|
| 〜5万円 | テント式(1人用) | 工事なし。折りたたんで収納できる |
| 5万〜15万円 | テント式(大きめ)/簡易ボックス型 | 複数人で入れるサイズも |
| 30万〜80万円 | 遠赤外線(1〜2人用・組み立て式) | 電気工事が中心。工期は1〜2日 |
| 80万〜200万円 | 遠赤外線(大型)/スチーム | 防水・換気工事を含む。マンションでも可能な範囲 |
| 200万円〜 | フィンランド式(造作) | サウナ室をつくる。木材とストーブで上限は大きく動く |
迷ったときの考え方として、まずテント式で習慣になるかを確かめ、続くと分かってから本格導入に進むという順番をおすすめします。
家庭用サウナは、買った直後がいちばん使います。半年後、1年後も同じ頻度で使えているかどうかで、投資としての意味が変わります。テント式の10万円は、200万円の判断材料として考えれば決して高くありません。
施設に通うのと自宅、どちらが得か
よく聞かれるので試算しておきます。
| パターン | 初期費用 | 月額 | 10年の総額 |
|---|---|---|---|
| 施設に週2回(1回1,000円) | 0円 | 約8,000円 | 約96万円 |
| 施設に週3回(1回1,000円) | 0円 | 約12,000円 | 約144万円 |
| 自宅・テント式 | 10万円 | 2,000円 | 約34万円 |
| 自宅・遠赤外線 | 120万円 | 3,000円 | 約156万円 |
| 自宅・フィンランド式 | 250万円 | 5,000円 | 約310万円 |
金額だけ見ると、テント式が圧倒的に安く、遠赤外線が施設通いとほぼ同等という結果になります。
ただし、これは金額だけの比較です。自宅サウナの価値は、移動時間がゼロになること、待たなくていいこと、自分のペースで入れること、他人を気にせず過ごせることにあります。往復1時間かけて施設に通っているなら、10年で数百時間が戻ってくる計算です。
逆に、施設の広いサウナや水風呂、外気浴スペースは自宅では再現しにくい部分です。金額で選ぶというより、何を重視するかで選ぶものというのが現実的な結論になります。
選ぶ前に決めておきたい3つの質問
種類が多くて決めきれない場合、次の3つに答えると候補が絞れます。
ひとつめ、普段どんなサウナが好きか。高温でガツンと汗をかきたいならフィンランド式、じっくり温まりたいなら遠赤外線、蒸気の柔らかさが好きならスチームです。施設で自分がどのタイプを好んで使っているかが、いちばんの判断材料になります。
ふたつめ、設置場所に電気容量と換気の余裕があるか。ここが厳しければフィンランド式は現実的ではありません。遠赤外線の小型かテント式が候補になります。
みっつめ、何年使うつもりか。10年以上使う前提なら初期費用の高いタイプも回収できますが、数年で飽きるかもしれないと思うなら、まずテント式から始めるほうが損が小さくなります。
| あてはまる条件 | 向いている種類 | 確認すること |
|---|---|---|
| 高温が好き・戸建て・長く使う | フィンランド式 | 電気容量の確認が最優先 |
| じっくり派・マンション可・設置しやすさ重視 | 遠赤外線 | 専用回路を引けるか確認 |
| 蒸気が好き・肌の乾燥が気になる | スチーム | 防水工事の範囲を確認 |
| まず試したい・賃貸・予算を抑えたい | テント式 | 置き場所と床の養生を確認 |
設置場所ごとの向き不向き
| 場所 | 利点 | 注意点 |
|---|---|---|
| 浴室内 | 給排水と換気が既にある。工事費を抑えやすい | 広さと電気容量が条件。ユニットバスは壁に穴を開けられないことがある |
| 空き部屋・脱衣所 | 施工の自由度が高い | 換気ダクトと防水工事が必要。汗を流す動線も考える |
| 庭・離れ | 大きさの制約が少ない | 基礎工事が必要。独立した建物とみなされ課税対象になる場合がある |
| ベランダ | 屋外で換気の心配が少ない | 耐荷重と防水、マンションでは規約の確認が必須 |
意外と見落とされるのが動線です。サウナから出たあとに汗を流す場所が遠いと、使う頻度が落ちます。シャワーまでの距離を一緒に考えておくと、結果的に長く使えます。
水風呂をどうするかも考えておきたいところです。浴槽に水を張る、シャワーで冷やす、屋外にバレルを置くなど方法はありますが、揃えるほど設置スペースと費用が上がります。
マンションで設置する場合
集合住宅では、戸建てとは別の確認が必要になります。
まず管理規約です。工事の内容が制限されていることがあります。特に防水、給排水の変更、専有部分以外への配管の引き回しは制限されやすい部分です。
次に電気容量。マンションは戸あたりの契約容量に上限が設けられていることがあり、増設できない場合があります。管理会社に確認してください。
そして床の耐荷重です。サウナ本体に加えて、入る人の体重がかかります。工事不要のテント式であっても、水を使うなら床の養生と防水を考えておく必要があります。
下階への水漏れが起きたときの責任は重いため、着工前に管理組合の承認を得ておくのが前提になります。
工事が必要なタイプと不要なタイプ
「工事不要」と書かれていても、実際には準備が必要な場合があります。
| タイプ | 必要な工事 | 補足 |
|---|---|---|
| テント式 | 不要 | 専用回路があると安心。床の養生は必要 |
| 組み立て式(遠赤外線) | 電気工事 | 専用回路の増設。100V対応でも他の家電と分けるのが基本 |
| 据置型(大型) | 電気+換気 | 湿気を逃がすダクトが必要になることがある |
| 造作(フィンランド式) | 電気・換気・防水・内装 | 壁や天井をつくるため工期も長い |
見落とされやすいのが電気の確保。テント式でも、延長コードで他の家電と共用するとブレーカーが落ちます。
また、据置型以上では換気が重要です。サウナから出た湿気が室内にこもると、壁の中で結露して構造材を傷めます。窓のない部屋に置く場合は、ダクトを引いて外に出す工事を検討してください。
導入して後悔しやすいポイント
実際につまずきやすい点を挙げておきます。
いちばん多いのが電気容量を確認せずに買ってしまうケースです。設置してから「専用回路がない」と分かると、電気工事から始めることになります。購入前に分電盤を確認してください。
次が、汗を流す動線を考えていないケース。サウナから出てシャワーまでが遠いと、使う頻度が確実に落ちます。浴室の近くに置けないかを先に検討してください。
3つめが、サイズを実物で確認しないケース。カタログの寸法だけで選ぶと、実際に座ってみて窮屈だったということが起こります。ショールームがあれば足を運んでみてください。
4つめが、使う頻度を高く見積もりすぎるケース。毎日入るつもりで大型を買ったが、実際は週1回だった。これがいちばん多い後悔の形です。
最後が、手入れを想定していないケース。使用後の換気と乾燥を怠ると、木部にカビが出て匂いの原因になります。手入れの手間も含めて続けられるかという前提で選んでください。
導入後の維持と手入れ
| 項目 | 費用の目安 | 頻度 |
|---|---|---|
| サウナストーンの交換 | 3,000〜1万円 | 1〜2年ごと。使ううちに割れてくる |
| ヒーター・ストーブの交換 | 5万〜30万円 | 10年前後が目安 |
| 木部のメンテナンス | 数千円〜 | 専用オイルやブラシ。年1回程度 |
| タオル・マットの買い替え | 年数千円 | 衛生面から定期的に |
木部の手入れは地味ですが効きます。使用後に扉を開けて乾かし、ベンチを乾拭きするだけで、カビと臭いの発生をかなり抑えられます。
湿気がこもったまま閉め切ると、木材が傷むだけでなく、次に使うときの匂いの原因にもなります。
サウナストーブと発熱方式の違い
フィンランド式を検討する場合、ストーブの種類で使い勝手が変わります。
| 方式 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| 電気式ストーブ | 家庭用で最も一般的 | 設置が容易。電気容量の確保が必要 |
| 薪ストーブ | 屋外設置が前提 | 煙突と防火対策が要る。薪の調達も必要 |
| ガス式 | 業務用で使われることが多い | 家庭への導入例は少ない |
家庭で現実的なのは電気式です。薪ストーブは雰囲気がありますが、煙突工事、防火距離の確保、近隣への煙の配慮といった条件が加わります。
遠赤外線の場合は、パネルの配置も確認してください。背中側だけでなく、ふくらはぎや足元にもパネルがあるモデルのほうが、体の温まり方が均一になります。
サウナと一緒に検討されること
サウナを入れるタイミングで、まとめて相談されることが多い工事です。
ひとつめが浴室まわりの断熱です。脱衣所や浴室の断熱が弱いと、サウナで温まっても出た瞬間に冷えます。窓の断熱改修は国の補助制度の対象にもなりやすい工事です。
ふたつめが水風呂です。浴槽に水を張る方法が最も手軽ですが、給湯器の設定や浴槽の保温性によっては水温が安定しません。屋外にバレルを置く場合は、排水経路も考えておく必要があります。
みっつめが外気浴のスペースです。ベランダやウッドデッキに椅子を置けるかどうかで、満足度がかなり変わります。サウナ・水風呂・外気浴の3点が揃って初めて「ととのう」環境になるため、外構とあわせて計画すると効率的です。
これらをまとめて相談すると、職人の手配と諸経費が1回で済むぶん、別々に頼むより安く上がります。
使い方と続けるコツ
せっかく設置しても使わなくなっては意味がありません。長く使うための現実的なポイントです。
まず、入る頻度を最初から欲張らないこと。多くの人が最初は毎日入ろうとして、2週間で疲れてやめます。週2〜3回、決まった曜日に入ると決めるほうが続きます。
次に、準備の手間を減らすこと。タオル、飲み物、着替えをサウナの近くにまとめておくだけで、「面倒だから今日はいいか」が減ります。遠隔操作で予熱できるモデルなら、帰宅前にスイッチを入れておけます。
水分補給も忘れずに。サウナでは30分で500ml以上の汗をかくこともあります。入る前と後にコップ1杯ずつ飲む習慣をつけてください。
体調が悪いとき、飲酒後、食事の直後は避けてください。サウナは体に負荷のかかる行為ですので、心臓や血圧に不安がある人は医師に相談してから始めてください。
導入前に見ておきたいこと
カタログや通販サイトの情報だけで決めると、届いてから想定と違うことに気づきます。
可能であれば実物を見られる機会をつくってください。サウナは体感が大事な設備で、同じ「2人用」でも座ったときの圧迫感はモデルによって違います。
ショールームがない場合は、購入者が公開しているレビューや設置写真が参考になります。設置スペースに対して本体がどのくらいの存在感になるかは、写真のほうが伝わります。
そして、購入前に販売店へ質問してみてください。電気容量の条件、搬入に必要な寸法、保証の内容、故障時の対応。これらに具体的に答えられるかどうかで、購入後のサポートの質もある程度見えてきます。
高額な買い物になるほど、売る前の対応と、売った後の窓口があるかが最後の分かれ目になります。
焦って決める必要はありません。サウナは壊れて困る設備ではないので、条件を確かめながらじっくり選べます。
家庭用サウナに関するよくある質問
マンションでも設置できる?
できるケースはあります。遠赤外線サウナのコンパクトなタイプなら、専有部分に置けることが多いためです。ただし管理規約による制限、電気容量、床の耐荷重、搬入経路の確認が必要です。特に給排水を伴う工事は制限されやすいので、着工前に管理組合へ相談してください。
賃貸でも置ける?
工事を伴わないテント式やポータブルタイプであれば、置けることが多くなります。ただし床の養生と湿気対策は必要です。電気容量にも注意してください。組み立て式でも壁や床に固定する必要があるものは、原状回復の問題が生じるため大家さんへの確認が必要です。
電気代はどれくらい?
週3回・1回30分の使用で、フィンランド式が月3,600〜6,000円、遠赤外線が月1,800〜3,600円、テント式が月1,200〜2,400円程度が目安です。毎日使うとフィンランド式は月9,000円を超えることもあります。使う頻度を先に決めてから種類を選ぶと、あとで負担に感じにくくなります。
工事期間はどれくらい?
遠赤外線の組み立て式であれば1〜2日程度、フィンランド式を造作でつくる場合は1〜2週間程度が目安です。電気の増設や防水工事が入ると、その分だけ延びます。テント式は工事自体が不要です。
自作しても問題ない?
小屋型のサウナを自作する人もいますが、注意が必要です。電気工事は資格がないと行えませんし、換気と断熱の設計を誤ると一酸化炭素中毒や火災の危険があります。木材の選定も重要で、高温で樹脂が出る材を使うと火傷の原因になります。本体はメーカー製を使い、設置は業者に依頼するのが安全です。
中古品はどう?
サウナ本体の中古品は流通していますが、ヒーターやコントローラーの状態が分かりにくく、保証も付かないことがほとんどです。高温を扱う設備なので、安全面を考えると新品か、メーカー保証の付いた展示品を選ぶほうが無難です。
温まるまでどれくらいかかる?
遠赤外線で15〜30分、フィンランド式で30〜60分程度が目安です。断熱性能と容積によって変わります。使う30分前にスイッチを入れる習慣になるため、スマートフォンで遠隔操作できるモデルを選ぶ人もいます。
固定資産税はかかる?
室内に置く可動式のサウナであれば、通常は課税対象になりません。一方で庭に独立した建物として設置する場合は、建物として扱われ課税対象になる可能性があります。判断は自治体によって異なるため、独立型を検討している場合は事前に市区町村へ確認してください。
補助金は使える?
サウナ単体を対象にした補助金は一般的ではありません。ただし、浴室まわりの断熱改修や省エネ設備の更新と一緒に工事する場合、住宅の省エネ関連の補助制度が使える可能性があります。制度は年度ごとに変わるため、工事前に最新の要件を確認してください。

