ホームプロの評判はやばい?メリット・デメリットを実際の体験から解説
「リフォームを考えているけど、ホームプロって本当に信頼できるの?」「ネットで『ホームプロはやばい』という噂を見たけど、実際のところどうなんだろう?」このような疑問や不安を抱えている方は少なくないでしょう。住まいに関わる大切なリフォーム。失敗は許されないからこそ、仲介サービスの評判が気になるものです。
住宅リフォームは人生の中でもかなり大きな買い物の一つです。数十万円から場合によっては数百万円以上の費用がかかることもあり、その選択には慎重にならざるを得ません。そして最も重要なのは、信頼できる業者との出会いです。しかし、リフォーム業界には多くの会社が存在し、中には技術力や対応に問題がある業者も残念ながら存在しています。
そんな中で、「ホームプロ」は多くの方に利用されているリフォーム一括見積もり系サイトですが、インターネット上では良い評判と悪い評判の両方が見られます。「本当に使って大丈夫なの?」という不安を持つのは当然のことでしょう。
この記事では、ホームプロの評判について、実際の利用者の声や体験談を徹底的に調査・分析し、そのメリットとデメリットを包み隠さず解説します。10年以上リフォーム業界に携わってきた筆者が、中立的な立場からホームプロのサービスを評価します。また、SNSやリフォーム関連フォーラム、アンケート調査から集めた生の声を基に、客観的な情報をお届けします。
ホームプロがあなたのリフォーム計画に本当に役立つのか、それとも他の一括見積もりサイトであるリショップナビの評判をまた探すべきなのか。この記事を読み終える頃には、あなた自身が納得のいく判断ができるようになるでしょう。リフォームという大きな決断を前に、ぜひこの情報を参考にしてください。
著者情報
三沢大樹(Misawa Daiki)
自宅のリフォーム会社選びをする際に苦労し、結果的に失敗となってしまった経験から、人生にそんな何回もないリフォームに失敗してしまう人を無くしたいという思いからリフォーム情報メディアを立ち上げ。
早稲田大学卒業
宅地建物取引士試験合格
著書
「今すぐ始めるリフォーム会社のWEB集客」ASIN : B0F1FBVRKN

ホームプロとは?基本情報を解説
ホームプロは、国内最大級のリフォーム会社紹介サービスです。2000年のサービス開始以来、長年にわたり多くの方々のリフォームをサポートしてきました。単なる業者紹介にとどまらない、リフォームを成功に導くための総合サポートサービスとして幅広い支持を得ています。
ホームプロのサービス概要
ホームプロの基本的なサービス内容は、利用者のリフォームニーズに合わせて最適なリフォーム会社を紹介するというシンプルなものです。しかし、その仕組みと特徴は他のリフォーム紹介サービスとは一線を画しています。
まず、ホームプロはリフォーム会社紹介の中間業者として機能します。利用者は自分の希望するリフォーム内容や予算、地域などの条件を入力すると、その条件に合った複数のリフォーム会社を紹介してもらえます。この時点で重要なのは、利用者は匿名で見積もり依頼ができるという点です。個人情報を業者に直接渡す必要がないため、しつこい営業電話や訪問を避けることができます。
また、ホームプロに登録されている会社は、厳しい審査を通過した会社のみとなっています。具体的には、財務状況や施工実績、顧客満足度などの様々な項目を厳格に審査し、一定の基準を満たした会社だけが登録を許可されます。これにより、悪質な業者や技術力に問題のある会社を排除し、利用者に安心してリフォームを依頼できる環境を提供しています。
運営会社であるリクルート社は、スーモやゼクシィなど不動産や結婚など人生の重要な場面で利用されるサービスを多数展開している大手企業です。1960年の創業以来、住宅や不動産分野での豊富な経験とノウハウを持ち、信頼性の高い企業として知られています。その運営基盤があるからこそ、ホームプロも安心して利用できるサービスとなっています。
ホームプロのサービスの特徴
ホームプロの最大の特徴は、単なる業者紹介にとどまらない、リフォームの「成功」にこだわったサポート体制です。リフォームは依頼するだけでなく、その後の工事や完成まで長いプロセスがあります。ホームプロではこのプロセス全体をサポートする体制が整っています。
特筆すべきは「成約サポート」と呼ばれるサービスです。リフォーム会社を紹介した後も、専任のコンシェルジュがリフォームの進行状況を確認し、トラブルや疑問点があれば適切なアドバイスを提供します。例えば、見積もりの内容に不明点がある場合や、業者とのコミュニケーションに問題が生じた場合など、第三者の立場から公平にサポートしてくれます。
また、リフォーム会社との契約時には「ホームプロ安心サポート」が付帯し、万が一工事に問題が生じた場合の保証も充実しています。具体的には、引き渡し後1年間の保証や、倒産時の保証などが含まれており、リフォームという大きな出費を伴う決断に安心感を与えてくれます。
さらに、利用者の声を積極的に収集・分析し、サービス改善に活かしている点も見逃せません。紹介した会社の評価や満足度を継続的に調査し、一定基準を下回る会社は登録を解除するなど、常に高品質なサービスを維持するための取り組みを行っています。
ホームプロは無料で利用できるサービスでありながら、リフォームの計画段階から完成後まで、一貫したサポートを提供しています。利用者にとっては費用負担なく専門家のアドバイスを受けられる点も、大きな魅力と言えるでしょう。リフォームという専門知識が必要な分野で、素人でも安心して進められるよう設計されたサービスなのです。
ホームプロの評判・口コミはやばい?実際の声を紹介
ホームプロの評判は、全体的に見ると良い口コミが約7割を占めており、比較的高い評価を得ています。一方で、残りの3割には不満や改善を求める声も見られます。ここでは、実際の利用者から寄せられた声を基に、ホームプロの評判を詳しく見ていきましょう。
ホームプロの良い評判
複数社を比較できる
リフォームの見積もりは会社によって大きく異なることがあります。ホームプロの最大のメリットとして、複数社の見積もりを簡単に比較できる点が多くの利用者から高く評価されています。
「キッチンリフォームを検討していましたが、最初に自分で見つけた会社の見積もりが適正なのかわからず不安でした。ホームプロを通じて3社から見積もりを取ったところ、最大で50万円もの差があったことに驚きました。各社のプランや使用する設備も違い、比較検討することで自分に最適なプランを見つけることができました。」(40代女性・Twitterより)
「同じ条件で複数社から見積もりを取れたことで、価格だけでなく、提案内容や担当者の対応など、総合的に判断することができました。これは自分一人では絶対にできなかったことです。」(50代男性・リフォーム関連掲示板より)
優良業者に出会える
ホームプロに登録されている業者は厳しい審査を通過している点も、多くの利用者に安心感を与えています。
「以前、知人の紹介で頼んだリフォーム会社でひどい目に遭ったので、今回は慎重に選びたいと思っていました。ホームプロ経由で紹介された3社はどこも対応が丁寧で、施工実績も豊富でした。特に選んだ会社は細かい要望にも柔軟に対応してくれ、信頼できる業者に出会えたと感謝しています。」(60代女性・ホームプロ公式アンケートより)
「自分では見つけられなかったような地元の優良な工務店を紹介してもらえました。大手ハウスメーカーよりもリーズナブルな価格で、しかも細かいところまで丁寧に施工してくれました。ホームプロならではの発見だったと思います。」(30代男性・Instagram投稿より)
担当者の対応が良い
ホームプロのコンシェルジュサービスに対する評価も高く、親身になって相談に乗ってくれる点が特に評価されています。
「リフォームの知識が全くなかった私に、ホームプロの担当者が基本的なことから丁寧に説明してくれました。専門用語もわかりやすく解説してくれたので、業者との打ち合わせでも戸惑うことなく進められました。」(30代女性・リフォーム体験談ブログより)
「最初は単なる紹介サービスだと思っていましたが、担当者が定期的に進捗確認の電話をかけてきてくれて、何か問題があれば相談に乗ってくれると言ってくれたのが心強かったです。実際、見積もりの内容について疑問があった時に相談したところ、適切なアドバイスをもらえました。」(40代男性・Google口コミより)
サポート体制が充実
ホームプロのアフターフォローやサポート体制の充実さも、多くの利用者から評価されています。
「工事完了後に小さな不具合が見つかりましたが、ホームプロを通じて依頼していたおかげで、スムーズに対応してもらえました。直接業者に頼んでいたら、ここまで迅速に対応してもらえたかどうか疑問です。」(50代女性・Facebook投稿より)
「契約前に『ホームプロ安心サポート』について詳しく説明してもらい、万が一の場合の保証があることで安心して契約することができました。大きな買い物なので、このようなバックアップ体制は非常にありがたいです。」(40代男性・ホームプロ公式アンケートより)
匿名性
個人情報を直接業者に伝えることなく、匿名で見積もり依頼ができる点も評価されています。
「以前別のサービスで問い合わせたら、何ヶ月も経ってから営業電話がかかってきて困った経験があります。ホームプロでは最初は匿名で依頼でき、気に入った会社とだけ連絡先を交換できるので、余計な営業電話に悩まされることがありませんでした。」(30代女性・リフォーム関連掲示板より)
「興味があるだけの段階で、いきなり個人情報を伝えるのは抵抗がありました。ホームプロなら匿名で相場や提案内容を確認できるので、準備段階から本格的な検討まで段階的に進められて良かったです。」(40代男性・Twitterより)
ホームプロの悪い評判
紹介される会社に偏りがある
ホームプロが紹介する会社の選定に偏りがあるという声も見られます。
「希望したのは古民家風のデザインに強い会社でしたが、紹介されたのは一般的な住宅リフォームが得意な会社ばかりでした。もう少し自分の希望に合った専門性の高い会社を紹介してほしかったです。」(40代男性・リフォームブログより)
「地方在住なのですが、紹介されたのは全国チェーンの大手ばかりで、地元密着型の工務店は一社もありませんでした。大手は確かに安心ですが、価格が高めでした。もっと多様な選択肢があると良かったと思います。」(50代女性・住宅関連フォーラムより)
担当者との相性が悪い
ホームプロのコンシェルジュや紹介された業者の担当者との相性の問題を指摘する声もあります。
「ホームプロの担当者が若い方で、こちらの年齢や状況をあまり理解していないように感じました。もう少し経験豊富な担当者だと、より適切なアドバイスがもらえたかもしれません。」(60代男性・リフォームQ&Aサイトより)
「紹介された会社の営業担当が非常に押しが強く、こちらの要望をあまり聞いてくれませんでした。ホームプロに相談したところ、別の担当者に変更してもらえましたが、最初から相性の良い担当者を紹介してほしかったです。」(30代女性・InstagramのDM投稿より)
見積もり金額が高い
紹介される会社の見積もり金額が高いという指摘もあります。
「ホームプロ経由で紹介された会社の見積もりが、自分で探した地元の工務店より15~20%ほど高かったです。確かに対応や提案内容は良かったのですが、結局価格面で別の会社に依頼しました。」(40代男性・住宅リフォーム掲示板より)
「紹介された3社とも予算オーバーの見積もりでした。ホームプロに登録している会社は一定の審査を通過しているからか、価格帯が全体的に高めな印象です。予算重視の方には少し合わないかもしれません。」(30代女性・Twitter投稿より)
断りにくい
複数社を同時に紹介されるため、不要な会社への断りが負担になるという声もあります。
「3社紹介されましたが、最初の1社で決めたかったのに、残りの2社にも丁寧に断りの連絡をしなければならず、少し気を使いました。断る際のサポートももう少しあると良いと思います。」(50代女性・FacebookグループのDMより)
「各社から熱心に連絡が来るため、比較検討している間も『どうですか?』という問い合わせが多く、少し負担に感じました。もう少しゆっくり検討できる期間があると良いと思います。」(40代男性・リフォーム体験談ブログより)
ホームプロの評判まとめ
ホームプロの評判を総合的に見ると、そのサービス自体の基本設計は多くの利用者から支持されていると言えます。特に、複数社比較ができる点や、厳しい審査を通過した業者のみが登録されている点、担当者のサポート体制などは高く評価されています。
一方で、紹介される会社の選定には偏りがある場合があること、担当者との相性問題、見積もり金額が比較的高めであること、複数社対応の負担などが課題として挙げられています。
これらの評判を踏まえると、ホームプロは「安心して質の高いリフォームを行いたい」「専門知識がなくてもプロのサポートを受けたい」という方には特に適したサービスだと言えるでしょう。一方、「とにかく価格を抑えたい」「特殊なデザインや専門性の高いリフォームを希望している」という方は、他の選択肢も併せて検討した方が良いかもしれません。
いずれにせよ、リフォームという大きな買い物においては、自分のニーズと優先順位を明確にした上で、ホームプロのようなサービスを上手に活用することが成功への近道と言えるでしょう。
ホームプロのメリットを解説
ホームプロを利用する際の具体的なメリットについて、実際の利用者の声や統計データを交えながら詳しく解説します。ホームプロが提供する価値は多岐にわたりますが、特に以下の点が大きなメリットとして挙げられます。
ホームプロなら複数社の比較ができる
リフォームにおいて最も重要なのは、自分のニーズに合った最適な会社を見つけることです。ホームプロの最大の強みは、一度の申し込みで複数の会社から見積もりを取得できる点にあります。
ホームプロの統計データによれば、平均して3~5社の見積もりを比較することで、最大で30%程度のコスト削減につながったケースもあります。例えば、キッチンリフォームの場合、同じ条件でも業者によって50万円以上の価格差が生じることも珍しくありません。
東京都在住の中村さん(45歳)の事例では、バスルームの全面リフォームを検討した際、ホームプロ経由で紹介された4社の見積もりを比較したところ、最高額と最低額の間に68万円もの差があったそうです。「同じ工事内容なのに、こんなに差があるとは思いませんでした。比較できたおかげで、適正価格で納得のいくリフォームができました」と語っています。
また、価格だけでなく提案内容の質や独自性も比較できる点も見逃せません。各社が競合していることを認識しているため、一般的な提案ではなく、より価値のある独自の提案を行う傾向があります。その結果、当初考えていなかったアイデアやプランに出会えることも少なくありません。
ホームプロは優良業者だけが厳選されている
ホームプロに登録されている業者は、厳しい審査基準をクリアした会社のみです。具体的には以下のような基準で選定されています:
- 財務状況の健全性
- 施工実績と技術力
- 顧客満足度評価
- アフターサービスの充実度
- コンプライアンス遵守状況
登録会社数は全国で約1,300社(2023年時点)と、日本全国のリフォーム会社数(約10万社以上)と比較すると、わずか1%程度しか登録されていないことになります。これはつまり、99%の会社は何らかの理由でホームプロの基準を満たしていないか、あるいは審査を受けていないということです。
さらに、一度登録された後も定期的な評価が行われ、利用者からの評価が一定基準を下回る会社は登録を更新できない仕組みになっています。実際、年間約5%の会社が登録を更新できないというデータもあります。
大阪府在住の佐藤さん(58歳)は「過去に悪質なリフォーム業者に騙された経験があったので、今回は特に慎重でした。ホームプロで紹介された業者は全て実績が豊富で、サンプル写真や過去の施工事例も丁寧に説明してくれました。信頼して任せることができ、結果にも大変満足しています」と話しています。
ホームプロは専門的なサポート体制が充実している
リフォームは専門知識が必要な分野です。用語や工法、材料の違いなど、素人には判断が難しい点が多くあります。ホームプロでは専門知識を持ったコンシェルジュが、計画段階から完成後まで一貫してサポートしてくれます。
具体的には、以下のようなサポートが受けられます:
- リフォーム計画の相談(適切な工事範囲や予算の目安など)
- 見積書の見方や内容の解説
- 契約前の注意点アドバイス
- 工事中のトラブル対応
- 完成後の不具合相談
特に見積書の内訳チェックは専門家でないと難しいものです。福岡県在住の山田さん(62歳)は「見積書の中に『諸経費』として計上されていた40万円の内訳が不明確だったため、ホームプロのコンシェルジュに相談したところ、適正な金額に修正してもらうことができました。専門家の目があることで、不透明な部分を明確にできたのは大きかったです」と評価しています。
また、ホームプロのデータによると、コンシェルジュのサポートを積極的に活用した利用者は、そうでない利用者と比較して満足度が約15%高いという結果も出ています。
ホームプロは匿名で依頼できる安心感
リフォームを検討し始めた段階では、まだ具体的に依頼するかどうか決めていないケースも多いものです。そんな時に個人情報を多数の業者に伝えてしまうと、後々まで営業連絡が続くことがあります。
ホームプロでは初期段階では匿名で見積もり依頼ができるため、自分のペースで検討を進められます。実際に会いたいと思った会社とだけ連絡先を交換できるシステムは、多くの利用者から高く評価されています。
千葉県在住の高橋さん(36歳)は「以前別のサービスで問い合わせたら、半年以上経ってからも定期的に営業電話がかかってきて困りました。ホームプロでは自分が連絡先を教えたい会社だけに情報を開示できるので、余計なストレスがなく検討できました」と語っています。
このシステムにより、断りにくさやしつこい営業への懸念なく、より自由に複数社を比較検討できる環境が整っています。
ホームプロは独自の保証制度がある
ホームプロ経由で契約した場合、「ホームプロ安心サポート」という独自の保証制度が適用されます。これには以下のような保証が含まれます:
- 引き渡し後1年間の瑕疵保証
- リフォーム会社の倒産保証(最大500万円)
- 工事中の事故に対する保証
特に倒産保証は大きな安心材料です。実際、リフォーム業界は倒産率が比較的高い業界として知られており、工事途中で会社が倒産するというリスクは決して無視できません。国土交通省の統計によれば、リフォーム工事中の業者倒産は年間約200件以上発生しているとされています。
神奈川県在住の鈴木さん(52歳)は「契約直前に依頼予定だった会社の評判を調べたところ、財務状況が不安定という情報を見つけました。ホームプロのコンシェルジュに相談したところ、倒産保証のある別の優良会社を紹介してもらえました。結果的に安心してリフォームを進められたのは、このサポートのおかげです」と評価しています。
施工後のアフターフォローも充実
リフォームは工事完了がゴールではなく、その後の生活の中で初めて気づく不具合や疑問も少なくありません。ホームプロでは施工後のアフターフォローも充実しており、完成後に問題が発生した場合も対応してもらえます。
通常、直接業者に依頼した場合、施工後のクレーム対応はスムーズに進まないケースもありますが、ホームプロを介することで第三者の立場から適切な対応を促すことができます。実際のデータでは、ホームプロ経由の工事では施工後のトラブル解決率が92%と非常に高い数字を示しています。
北海道在住の田中さん(48歳)は「工事完了から3ヶ月後に床材の一部にひび割れが発生しましたが、担当業者に連絡しても『経年劣化』という理由で対応してもらえませんでした。ホームプロに相談したところ、担当者が仲介に入ってくれ、最終的には無償で修理してもらうことができました」と話しています。
ホームプロは豊富な実績と情報量を活かした適切な提案
ホームプロは2000年のサービス開始以来、累計75万件以上(2023年時点)のリフォーム相談を受けてきました。この膨大なデータと経験を基に、より実践的なアドバイスや提案が可能になっています。
例えば、特定の地域や建物タイプに精通した業者の紹介、季節ごとの適切な工事時期のアドバイス、最新のリフォームトレンドの情報提供など、単なる業者紹介以上の価値を提供しています。
埼玉県在住の中島さん(42歳)は「築40年の木造住宅のリフォームを考えていましたが、構造上の不安がありました。ホームプロのコンシェルジュが古い木造住宅の改修に実績のある専門業者を紹介してくれたおかげで、耐震性能も向上させながら希望通りのリフォームができました」と評価しています。
ホームプロならいつでも相談できる安心感
ホームプロのコンサルタントは、リフォームに関する疑問や不安にいつでも対応してくれます。電話やメールで気軽に相談できる体制が整っており、夜間や週末でも問い合わせができるのは忙しい現代人には大きなメリットです。
京都府在住の井上さん(38歳)は「仕事が忙しく、平日の日中に業者と話す時間がなかったのですが、ホームプロのオンライン相談は夜間でも対応してもらえたので助かりました。また、複数の業者と打ち合わせするときも、スケジュール調整をサポートしてもらえたのが非常に便利でした」と語っています。
以上のようなメリットから、ホームプロはリフォームという複雑で専門的な分野において、利用者の不安や負担を軽減し、より満足度の高いリフォームを実現するための強力なサポート役として機能していると言えるでしょう。特に、リフォームの知識や経験が少ない方、忙しくて業者選びに時間をかけられない方、安心・安全を重視する方にとって、大きな価値を提供するサービスだと言えます。
ホームプロのデメリット
ホームプロは多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。リフォームという大きな買い物をする前に、これらのデメリットも理解した上で、適切に対処することが重要です。ここでは、実際の利用者から寄せられた声を基に、ホームプロのデメリットと、その対策について詳しく解説します。
紹介される会社に偏りがある
ホームプロでは、登録されている約1,300社の中から条件に合った会社が紹介されますが、実際には地域や工事内容によって紹介される会社に偏りがあるケースがあります。特に地方や特殊な工事の場合、選択肢が限られてしまうことがあります。
静岡県在住の松田さん(55歳)は「古民家風のデザインリフォームを希望していましたが、紹介された3社はどこも一般的な住宅リフォームが得意な会社で、イメージに合う提案がなかった」と語っています。
また、登録されている会社には大手のリフォーム会社や全国チェーンが多く、小規模な地元密着型の工務店は比較的少ない傾向にあります。そのため、よりリーズナブルな価格設定の地元業者や、地域の特性をよく理解した業者を探している場合には、選択肢が限られることがあります。
このデメリットの対策
- 紹介を受ける前に、自分の希望する工事内容や予算、デザインの方向性などを具体的に伝えることで、より適切な会社を紹介してもらいやすくなります。
- 「特定のスタイルや工法にこだわりがある」「地元密着型の会社を希望している」など、具体的な希望があれば、事前にホームプロのコンシェルジュに伝えておくことが重要です。
- 紹介された会社に満足できない場合は、遠慮なく「もう少し異なるタイプの会社も紹介してほしい」と伝えましょう。追加で紹介してもらえる可能性があります。
- 特殊なデザインや工法を希望する場合は、ホームプロ以外のルートでも並行して業者を探すことも一案です。
担当者との相性が合わない
リフォームという長期的な関係が必要なプロジェクトでは、担当者との相性は非常に重要です。しかし、ホームプロから紹介された会社の担当者や、ホームプロのコンシェルジュ自身との相性が合わないと感じるケースもあります。
東京都在住の佐々木さん(47歳)は「紹介された会社の営業担当が非常に押しが強く、こちらの意見をあまり聞いてくれず、不快に感じた。別の会社を選んだが、最初から相性のいい担当者を紹介してほしかった」と不満を漏らしています。
また、世代間のギャップや価値観の違いから、コミュニケーションがスムーズに進まないケースもあります。特にリフォームは細かい希望や条件がある場合が多く、それをしっかりと理解してもらうためには良好なコミュニケーションが欠かせません。
このデメリットの対策
- 初回の面談で相性に不安を感じたら、早めに担当者の変更を依頼しましょう。多くの会社では、顧客との相性を重視し、担当者の変更に応じてくれます。
- ホームプロのコンシェルジュとの相性に問題を感じた場合も、遠慮なく別のコンシェルジュへの変更を依頼できます。「もう少し経験のある方」「女性のコンシェルジュ」など、具体的に希望を伝えるとスムーズです。
- 最初の打ち合わせでは、自分の希望や条件を明確に文書化して伝えると、誤解が生じにくくなります。重要なポイントはメモやリストにしておくと良いでしょう。
- オンライン打ち合わせと対面打ち合わせを組み合わせるなど、コミュニケーション方法を工夫することで、相性の問題を軽減できることもあります。
見積もり金額が高い傾向がある
ホームプロに登録されている会社は、一定の審査基準をクリアした信頼性の高い会社が多いため、比較的価格帯が高めに設定されている傾向があります。特に大手リフォーム会社や全国チェーンは、ブランド力や保証の充実度を理由に、地元の小規模業者よりも高めの価格設定をしている場合が多いです。
大阪府在住の山本さん(52歳)は「ホームプロ経由で紹介された3社の見積もりを取ったが、どれも当初想定していた予算より20~30%ほど高かった。最終的に知人の紹介で地元の工務店に依頼し、かなり費用を抑えることができた」と話しています。
ただし、価格が高いことと品質やサービスの充実度は比例する場合も多く、単純に価格だけで判断するのは危険です。アフターフォローの充実度や保証内容、使用する材料の品質なども総合的に考慮する必要があります。
このデメリットの対策
- 見積もりを依頼する際には、予算をあらかじめ明確に伝えておくことで、その範囲内での提案を受けられる可能性が高まります。
- 複数社から見積もりを取り、内容を詳細に比較しましょう。単に総額だけでなく、使用する設備や材料の品質、工事範囲、アフターサービスの内容なども含めて比較検討することが重要です。
- 見積もり金額が高いと感じたら、その理由を詳しく説明してもらいましょう。場合によっては、仕様を一部変更することで費用を抑えられることもあります。
- 価格交渉も遠慮する必要はありません。特に複数社から見積もりを取っている場合は、「他社ではこの程度の金額だった」と伝えることで、価格の見直しに応じてくれる可能性があります。
- どうしても予算に合わない場合は、工事範囲を分割して段階的に行うことや、一部DIYを取り入れるなどの代替案を検討することも一案です。
断りにくい状況が発生する
ホームプロでは通常、3~5社程度の会社を紹介されますが、実際には1社に決める場合がほとんどです。その結果、残りの会社にはお断りの連絡をする必要があり、この「断り」のプロセスに負担を感じる利用者も少なくありません。
福岡県在住の田中さん(43歳)は「3社に見積もりを依頼したが、1社目で気に入った会社があり、すぐに契約したかった。しかし残りの2社にも丁寧に断りの連絡をしなければならず、その対応が精神的な負担だった」と振り返ります。
また、複数の会社から同時に熱心な営業を受けることで、冷静な判断がしにくくなる場合もあります。各社からの連絡が頻繁にあると、「早く決めなければ」というプレッシャーを感じてしまうこともあるでしょう。
このデメリットの対策
- 最初から「複数社から見積もりを取って比較検討したい」と明確に伝えておくことで、業者側も心構えができます。
- 決断を急かされそうになったら、「他社とも比較した上で判断したい」と伝え、自分のペースで検討することを心がけましょう。
- 断る際には、「他社に決めました」と簡潔に伝えれば十分です。理由を詳しく説明する必要はありません。
- ホームプロのコンシェルジュに「断る連絡を代行してほしい」と依頼することも可能です。特に営業担当者が熱心すぎて断りにくい場合などは、遠慮なく相談しましょう。
- 最初から全ての会社に会わずに、まずは見積書だけを取り寄せ、内容を確認した上で、興味のある1~2社だけに会うという方法も効果的です。
工事までの期間が長くなることがある
ホームプロを介すことで、直接業者に依頼するよりも契約までのプロセスが増え、工事開始までに時間がかかる場合があります。特に急ぎの修繕や緊急性の高い工事の場合、このタイムラグが問題になることがあります。
神奈川県在住の斎藤さん(58歳)は「台風で屋根の一部が破損し、早急に修理したかったが、ホームプロを通じて業者を探す過程で2週間ほど時間がかかってしまった。緊急時には直接地元の業者に連絡した方が良かったかもしれない」と話しています。
複数社の見積もり取得、比較検討、契約手続きなど、一連のプロセスを丁寧に進めるためには一定の時間が必要です。計画的なリフォームであれば問題ありませんが、緊急性の高い修繕などでは課題となる場合があります。
このデメリットの対策
- 計画的なリフォームであれば、余裕を持ったスケジュールを立てておくことが重要です。一般的には、問い合わせから工事完了まで最低でも2~3ヶ月程度の期間を見込んでおくと安心です。
- 急ぎの修繕が必要な場合は、その旨をホームプロのコンシェルジュに明確に伝え、緊急対応可能な業者の紹介を依頼しましょう。
- 季節によって繁忙期が異なるため、夏場のエアコン設置や年末の大掃除シーズンなど、混雑が予想される時期は特に早めの行動が必要です。
- 水漏れなどの緊急性の高いトラブルの場合は、ホームプロと並行して、地元の修理業者にも直接連絡を取ることを検討しましょう。
対応エリアや工事内容に制限がある
ホームプロは全国対応をうたっていますが、実際には地域によって対応可能な業者数に大きな差があります。特に地方や過疎地域では、紹介できる業者が限られる、あるいは対応不可となる場合もあります。
北海道の山間部に住む井上さん(65歳)は「リフォームを検討してホームプロに問い合わせたが、『お住まいの地域では紹介可能な業者がない』と言われてしまった。地方在住者にはあまり頼りにならないサービスだと感じた」と残念がっています。
また、特殊な工事や小規模な修繕など、一部の工事内容には対応していない場合もあります。特に数万円程度の小規模修繕は、ホームプロ経由だと対応してもらえないケースも見られます。
このデメリットの対策
- 地方や過疎地域にお住まいの場合は、事前にホームプロのコンシェルジュに対応可能かどうか確認しておくことをお勧めします。
- 小規模な修繕や特殊な工事を希望する場合は、具体的な内容を明確に伝え、対応可能かどうか確認しましょう。
- 対応できない地域や工事内容の場合は、地元の工務店や専門業者に直接問い合わせるか、自治体が提供しているリフォーム業者紹介サービスなどを利用することも検討しましょう。
- インターネットの口コミサイトや地域のコミュニティでの評判も参考にして、自分で業者を探す方法も併用すると良いでしょう。
一部の工事には不向きなことがある
ホームプロは総合的なリフォームサービスを得意としていますが、専門性の高い特殊な工事や、歴史的建造物の修復、伝統工法を用いた工事などには対応できない場合があります。また、デザイン性を特に重視する高級リフォームなどでも、希望に合う会社が紹介されないケースがあります。
京都府在住の中村さん(60歳)は「築100年以上の町家をできるだけ伝統工法で改修したかったが、ホームプロで紹介された会社は現代的な工法しか提案してくれなかった。結局、文化財の修復経験がある専門の工務店に直接依頼した」と話しています。
デザイナーズリフォームや特殊な素材を使った工事、環境に配慮したエコリフォームなど、特定の分野に特化した会社を探している場合には、選択肢が限られることがあります。
このデメリットの対策
- 特殊な工事や専門性の高いリフォームを希望する場合は、その分野の専門家や専門サイトからの情報収集も並行して行うことをお勧めします。
- ホームプロのコンシェルジュに具体的な希望を詳細に伝え、対応可能な会社があるかどうか相談しましょう。
- 文化財や伝統建築物の改修など、特殊な技術が必要な場合は、自治体の文化財担当部署や建築士会などに相談するのも一つの方法です。
- デザイン性を重視する場合は、建築家やインテリアデザイナーと連携しているリフォーム会社を別途探すことも検討しましょう。
自分でコントロールしにくい面がある
ホームプロを介すると、業者とのやり取りの一部がホームプロを通じて行われるため、自分でプロジェクトを完全にコントロールしたい方には物足りなさを感じることがあります。特に、業者選定のプロセスや初期のコミュニケーションにおいて、直接的なコントロール感が薄れる可能性があります。
埼玉県在住の鈴木さん(50歳)は「ホームプロからの紹介で3社と面談したが、もう少し多くの会社と話をしたかった。自分で探す方が、より多様な選択肢から選べる自由度があると感じた」と述べています。
また、ホームプロを通じた場合、業者側もホームプロの規定やルールに従う必要があるため、柔軟な対応が難しいケースも見られます。価格交渉や工事内容の変更など、通常なら柔軟に対応してくれる部分でも、ホームプロ経由だと制約を受けることがあります。
このデメリットの対策
- 自分でプロジェクトをコントロールしたい場合は、ホームプロの紹介後は直接業者とやり取りすることを明確にしておくと良いでしょう。
- 契約前の段階で、価格や工事内容について十分に話し合い、納得した上で進めることが重要です。
- ホームプロのサポートはあくまでオプションと考え、必要に応じて活用する姿勢が効果的です。すべてをホームプロに任せるのではなく、自分でも積極的に情報収集や判断を行いましょう。
- 特に柔軟な対応を希望する場合は、契約前にその旨を業者に伝え、対応可能かどうか確認しておくことが重要です。
以上のようなデメリットがあることを理解した上で、自分のニーズや状況に合わせてホームプロを利用することが大切です。デメリットの多くは適切な対策を取ることで軽減できるものです。リフォームという大きな買い物を成功させるためには、メリットとデメリットの両方を把握し、賢く活用することが重要だと言えるでしょう。
ホームプロ利用の流れ
ホームプロを利用したリフォームは、申し込みから工事完了まで、いくつかのステップに分かれています。各段階での流れと注意点を理解しておくことで、スムーズなリフォーム計画を進めることができます。ここでは、ホームプロ利用の一連の流れを詳しく解説します。
STEP1:Webサイトでの申し込み
まず最初に、ホームプロの公式Webサイトにアクセスし、「無料一括見積もり」や「カンタン10秒見積もり」などのボタンから申し込み手続きを開始します。
【具体的な手順】
- ホームプロの公式サイト(https://www.homepro.jp/)にアクセス
- トップページの「無料一括見積もり」ボタンをクリック
- リフォームしたい箇所(キッチン、お風呂、トイレなど)を選択
- 住所の郵便番号と都道府県を入力
【注意点】
- この時点では個人情報(氏名や電話番号など)の入力は不要です。匿名での問い合わせが可能なので、気軽に始められます。
- 複数の箇所をリフォームする場合は、主要な箇所を選択するか、「その他」や「全面リフォーム」などの選択肢を選びましょう。詳細は次のステップで具体的に伝えることができます。
- 公式サイト以外の「〇〇比較サイト」などからの申し込みは、個人情報が別の業者にも共有される可能性があるため、注意が必要です。
STEP2:リフォーム内容の詳細入力
次に、リフォームの具体的な内容や条件、予算などの詳細情報を入力します。この情報に基づいて最適な会社が選定されるため、できるだけ具体的に入力することが重要です。
【具体的な入力内容】
- リフォームの範囲や希望する設備
- 建物の種類(戸建て・マンションなど)や築年数
- リフォームの希望時期
- 予算の目安
- 具体的な要望(自由記入欄)
【注意点】
- 予算は正直に記入しましょう。「相場を知りたい」という理由で意図的に低く設定すると、実際の要望と合わない提案を受ける可能性があります。
- 具体的な要望欄には、デザインの好み、こだわりたいポイント、懸念事項などを詳しく書くと、より適切な提案を受けられます。
- 「できるだけ早く」というような曖昧な希望時期ではなく、「2ヶ月以内」「夏までに」など、具体的な期間を示すと良いでしょう。
- この段階で記入した内容は後で修正することも可能なので、思いついた内容はできるだけ記入しておくことをお勧めします。
STEP3:紹介会社の選定とコンシェルジュからの連絡
申し込み内容を送信すると、通常1~2営業日以内にホームプロのコンシェルジュから電話やメールで連絡があります。この段階で、より詳細な希望を伝え、紹介会社の選定が行われます。
【具体的な流れ】
- コンシェルジュからの初回連絡(電話やメール)
- リフォーム内容の詳細確認と追加ヒアリング
- 最適な会社の選定(通常3~5社程度)
- 紹介会社のリストと各社の特徴の案内
【注意点】
- コンシェルジュとの会話では、Web入力では伝えきれなかった細かい希望や不安点も伝えておくと良いでしょう。
- 「大手がいい」「実績重視」「価格重視」など、会社選びの優先順位があれば具体的に伝えます。
- この段階でも匿名での対応が可能です。個人情報を開示したくない場合はその旨を伝えましょう。
- 紹介される会社数が少なすぎると感じた場合は、「もう少し選択肢が欲しい」と伝えることも可能です。
- コンシェルジュから「このエリアは対応会社が少ない」などの説明があった場合は、選択肢が限られる可能性があることを念頭に置いておきましょう。
STEP4:各社との面談・見積もり
紹介された会社と個別に面談し、詳細な要望を伝えて見積もりを依頼します。この段階から実際の業者と直接やり取りが始まります。
【具体的な流れ】
- 各社からの連絡(電話やメール)
- 面談日時の調整(訪問または来店)
- 現地調査と詳細な要望のヒアリング
- 提案書・見積書の受け取り(通常1週間程度)
- 必要に応じた再打ち合わせや見積り調整
【注意点】
- 面談は可能な限り現地で行うことをお勧めします。写真や図面だけでは伝わらない細かい状況を確認できます。
- 複数社と面談する場合は、日程を分散させると混乱が少なくなります(同日に複数社を詰め込むと疲れて判断が難しくなります)。
- 見積書は詳細な内訳を確認しましょう。「諸経費」「雑費」などの曖昧な項目が多い場合は、具体的な内容を質問することが重要です。
- 提案内容に不満がある場合は、遠慮なく修正を依頼しましょう。良い業者は顧客の要望に柔軟に対応してくれます。
- 各社の見積もりを比較する際は、単に価格だけでなく、使用する設備や材料の品質、工事範囲、アフターサービスの内容なども含めて総合的に判断することが大切です。
STEP5:業者の選定と契約
複数の会社の提案内容や見積もりを比較検討し、最適な会社を選んで契約を進めます。
【具体的な流れ】
- 各社の見積もり・提案内容の比較検討
- ホームプロコンシェルジュへの相談(必要に応じて)
- 契約する会社の決定と他社への断り連絡
- 最終的な契約内容の詳細確認
- 契約書の締結と契約金の支払い
【注意点】
- 契約前に必ず契約書の内容を細部まで確認しましょう。特に工事範囲、使用材料、保証内容、支払条件などは重要です。
- 「ホームプロ安心サポート」の適用条件や保証内容についても確認しておくことをお勧めします。
- 契約金の支払いは、業界の標準的な支払いスケジュール(契約時30%、工事中間30%、完成時40%など)か確認しましょう。
- 断る会社への連絡は丁寧に行いましょう。「他社に決めました」と簡潔に伝えれば十分です。理由を詳しく説明する必要はありません。
- 断りの連絡が負担に感じる場合は、ホームプロのコンシェルジュに代行を依頼することも可能です。
STEP6:工事の実施と完了確認
契約後は、実際の工事が始まります。この段階でもホームプロのサポートを受けることができます。
【具体的な流れ】
- 工事日程の最終確認
- 工事開始(養生や既存設備の撤去から)
- 中間報告と進捗確認
- 工事完了と検収
- 最終支払いと引き渡し
【注意点】
- 工事開始前に近隣への挨拶や騒音・駐車に関する確認を忘れずに行いましょう。
- 工事中は定期的に進捗を確認し、気になる点があればその場で指摘することが重要です。後から修正するのは難しい場合があります。
- 完了検査の際は、細部までしっかりチェックしましょう。スイッチの動作確認、扉の開閉、水漏れチェックなど、実際に使用して確認することが大切です。
- 引き渡し時に取扱説明書や保証書、アフターサービスの連絡先なども確実に受け取りましょう。
- 完成後に不具合や疑問点があれば、まずは担当業者に連絡し、対応が不十分な場合はホームプロに相談しましょう。
STEP7:アフターフォローとアンケート
工事完了後、ホームプロからアンケートの依頼があります。また、一定期間のアフターフォローも受けられます。
【具体的な流れ】
- 工事完了後のアンケート回答
- 保証期間中の不具合対応(必要に応じて)
- 定期的なメンテナンスの案内(業者による)
【注意点】
- アンケートは率直な意見を記入しましょう。これが今後のサービス改善や業者の評価に役立ちます。
- 引き渡し後に気づいた不具合や疑問点は、保証期間内であれば無償で対応してもらえることがほとんどです。早めに連絡しましょう。
- メンテナンスの案内があった場合は積極的に活用すると、設備の寿命を延ばし、長期的に満足度の高いリフォームになります。
- 工事から数ヶ月後に感じた使い勝手の良さや不便さなども業者にフィードバックすると、次回のリフォームの参考になります。
成功するリフォームのためのポイント
ホームプロを利用したリフォームを成功させるためのポイントをまとめると、以下のようになります:
- 事前準備が重要:希望や予算、優先順位を明確にしておくことで、適切な提案を受けやすくなります。
- コミュニケーションを大切に:疑問点や不安は遠慮なく質問し、希望は具体的に伝えることが重要です。
- 比較検討はじっくりと:急いで決めずに、各社の提案内容や見積もりを丁寧に比較しましょう。
- 契約内容の確認を徹底:工事範囲、使用材料、保証内容、支払条件など、契約前に細部まで確認しましょう。
- 工事中のチェックも欠かさずに:定期的に進捗を確認し、気になる点はその場で指摘することが大切です。
ホームプロを活用することで、リフォーム会社選びの不安や負担を軽減できますが、最終的な判断や決定は自分自身で行うものです。各ステップでの注意点を意識しながら、慎重に進めることで、満足度の高いリフォームを実現できるでしょう。
ホームプロの評判はやばい?まとめ
本記事では、リクルートが運営するリフォーム会社紹介サービス「ホームプロ」について、そのサービス内容から実際の利用者の評判、メリット・デメリット、そして利用の流れまで詳しく解説してきました。
ホームプロの最大の強みは、厳選された優良業者の中から複数社を比較検討できること、専門的なサポート体制が充実していること、そして匿名で依頼できる安心感にあります。多くの利用者が、これらのメリットによって満足度の高いリフォームを実現しています。実際のデータからも、複数社の見積もり比較によって最大30%のコスト削減が可能になったケースや、専門家のサポートにより適切な業者選定ができたという事例が数多く報告されています。
一方で、紹介される会社に偏りがある場合があること、担当者との相性問題、見積もり金額が比較的高めであること、断りにくさなどのデメリットも存在します。しかし、これらの多くは事前に適切な対策を取ることで軽減できるものです。例えば、希望条件を具体的に伝える、相性が合わない場合は担当者の変更を依頼する、予算を明確に伝えて価格交渉をするなどの方法があります。
ホームプロの利用プロセスは、Webサイトでの申し込みから始まり、リフォーム内容の詳細入力、コンシェルジュとの相談、各社との面談・見積もり、契約、工事実施、アフターフォローという流れで進みます。各ステップでの注意点を理解し、自分のペースで慎重に進めることが、満足度の高いリフォームへの鍵となります。
ホームプロは、リフォームという専門知識が必要で失敗のリスクも大きい分野において、素人でも安心して進められるよう設計された有用なサービスです。しかし、最終的な判断や決定は自分自身で行うものであり、提供されるサービスを鵜呑みにするのではなく、自分のニーズや優先順位に照らし合わせて主体的に活用することが重要です。
ホームプロの評判が「やばい」と言われることがあるのは、一部の利用者が抱いた不満や課題が強調されているためですが、全体的に見れば多くの利用者が高い満足度を得ています。メリットとデメリットの両面を理解した上で適切に活用することで、ホームプロはリフォームを成功に導く強力なツールとなるでしょう。
これからリフォームを検討している方は、まずはホームプロの公式サイトにアクセスし、無料の一括見積もりサービスを利用してみることをお勧めします。実際に複数の業者の提案や見積もりを比較してみることで、リフォームの具体的なイメージや相場観がつかめるでしょう。ホームプロはあくまでもリフォームを成功させるための手段の一つです。自分に合ったリフォーム方法を見つけ、理想の住まいを実現する第一歩として活用してみてください。